インテルの超小型パソコンであるNUCは負荷が増すと温度上昇によりよく落ちます。
簡単に冷却するためにハンディファンを使用すると意外に冷えて便利です。
NUC( NUC7i7BNH)
自室ではデスクトップPCを使用していますが、リビングには場所をあまりとらないようにNUCを置いています。
●インテル® NUC キット NUC7i7BNH
・搭載プロセッサーIntel® Core™ i7-7567U Processor (4M Cache, up to 4.00 GHz)、TDP 28 W
これに、メモリ16GB、ストレージ:Crucial MX300 シリーズ M.2 SSD 525GBを積んでいます。
NUCは小型でスペースをとらず良いのですが、ファンはついていても熱がこもり易いのか重たい処理をすると温度上昇によりよくシャットダウンします。(ファンがMAXになると結構うるさいです。)
購入したころはそれほど落ちなかったのですが、埃でもたまってきたのか最近よく落ちます。
YouTubeを再生しているだけで落ちることもあるようになりました。
ハンディファン
冷却の方法として、緊急避難的に保冷剤をNUCの上下に挟んでみましたが、全然効果がありませんでした。
PC用のファンをNUCの左右に取り付けてみることも考えたのですが、もっと簡単にできないかと考えたところ、自宅にハンディファンがあることを思い出してそれで冷却してみることにしました。
何かを購入した際におまけでもらったものです。
弱、中、強と風量を調整できます。
NUCの左右どちらかの空気口から風を送り込みます。
下の写真では左にハンディファンをセットしています。
風が当たりやすいようにNUCの下に台(メモ帳)を置いています。
温度変化
温度の観測方法
温度はCPU温度を測定するとよいのですが、NUC内部の温度変化を簡易に測定するためにCrystalDiskInfo(クリスタルディスクインフォ)でストレージの温度を観測することにしました。負荷をかけるためにはYouTubeの4Kを再生します。
大した負荷ではありませんが最近はこのくらいでも落ちるようになりました。
負荷をかけると、CPU:40%~70%、GPU:20% 程度に使用率が上昇します。
温度変化(キャプチャ)
下記の変化を見ていきます。
①NUC電源オン
YouTubeの再生
②ハンディファンの電源オン(弱)
③ハンディファンの電源を(中)に切り替え。
電源ONしたくらいのCrystalDiskInfo(クリスタルディスクインフォ)のキャプチャです。
温度上昇した時のCrystalDiskInfo(クリスタルディスクインフォ)のキャプチャです。
温度変化(グラフ)
下記グラフがハンディファンの効果を表します。
①YouTubeを再生するとどんどん温度が上がっていきます。そして56℃まで達します。
②ハンディファンをまず弱でオンするとどんどん温度が下がり始めます。そして37℃くらいまで下がり。
③そこでハンディファンを中に切り替えるとさらに下がり始め、温度は34℃まで下がります。
まとめ
思った以上に効果てきめんでした。
NUCのCPUファンがうるさくなってきた時に、ハンディファンをつけるとシャットダウンしなくなりました。
コメント